文者の庵

-MONJA NO IORI-

ピエロ

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少年時代は我ながら破天荒だった。自分で言うのもおかしいかもしれないが、くだらない事が人一倍好きで、周りに迷惑かけない程度に変な事をしていた。

 

個性が欲しかったのかもしれない。どうしても叶わない何かがあったり、越えられない壁に対し諦めるのでもなく、立ち向かう日々。それでも、やはり越えられない。

 

だから結果的にピエロのような役回りをせざる得なかった。当時はあんなに目立ちたかったのに、今は殆どそういった気持ちを抱かなくなったのは不思議だ。

 

承認欲求に人一倍敏感だったのかもしれない。今はそのような気持ちが無く隅っこにいたい。あのような季節を終えて、なんとなく自らの人生の夏の終わりを過ごしている。